希望に向けて
美術館で音楽の演奏が行われることは時々ありますが、今回はシャンソンライブと言うことでした。
【希望に向けてー堀ひろこライブー】
素敵なドレスを纏った美しい女性が手を引かれて聴衆の前に現れました。
その少し前に、視覚障がい者が20名位でしょうか・・アシスタントに導かれて着席しました。
その時まで、いつものライブと思っていた私は少し戸惑いを感じてしまいました。
網膜色素変性症を患う盲目のシャンソン歌手・堀ひろこさんの事を知らなかったのです。
美しい歌声は明るく、語りかけるように響いてきました。 そして彼女の顔は笑顔がこぼれ落ちそうでとても魅力的でした。 伸びやかな歌声はとても素敵な歌手そのものです。視覚にハンディがあったって、音楽には何の触りもありません。みんな一緒に楽しめました。
若い視覚障がい者の男性から真っ赤な薔薇の花束を贈られ、一段と拍手が高まりました。
ライブが済んで、美術館に展示中の【伝えたい日本画の現在】を見て回りました。
視覚にハンディのある方たちも絵を見て回っておりました。
始めてその様子を目にして、自分の目が開いていなかった事に気がついたような思いでした。
彼らは数人のグループに分かれて、アシスタントが絵の前で色や形や印象などを会話のように声に出して話すのを聞いて、心の目で絵を見ているんですね~。私にとってはカルチャーショックでした。
外に出たら、今朝ほど5分間ぐらい降った初雪のせいでしょうか、
それとも音楽のせいでしょうか、彼らのせいでしょうか・・・
木々の紅葉に目を奪われてしまいまました。
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